Nước cốt Dừa 母乳の成分と「安いだけじゃない」良質のココナッツミルクを求めて…

二品ともベトナム産のココナッツミルクです。ココナッツミルクは呼称に「ミルク」と付いていますが牛乳ではありませんから、乳アレルギー対応食品である事も魅力ですね☆彡
数多いココナッツミルクの中でもベトナム産の製品は安価なのが特長です。肝心の品質は……
右側(緑色の缶)のほうは某ドンキホーテで買いまして、なめらかな液状でした。脂肪の固形分がまったく入っていません。固形部分が含まれているほうが「ココナッツミルクっぽい」感じもしなくもありませんが(私の主観)これはこれで製菓には使いやすいというメリットがありますね。添加物は増粘剤(グァーガム)と記載されていました。
最初に試したのは左側(水色の缶)のほうですが

待ち望んでいたベトナム産を 偶然にも某ハラルフード店の店内で発見して 迷わず購入。添加物は増粘剤(キサンタンガム)と記載されています。
二ヶ月間は家で(室温の中で)保存しておきました。夏から秋にかけての暑い時期でしたが、缶詰だから大丈夫だろう と。
そして、期待しながら開けてみますと…

なめらかさがありません (´・ω・`)
それに、底のほうに水分が沈殿しています。
過去に試した何品もの各種ココナッツミルクには、必ずなめらかさがあって、食欲をそそるような状態だったのですが…。水分については、だいたいの製品も脂肪分と水分は分離していますが、他製品よりも(微量の差ですが)水分量が多い気がしたのです。
その某ハラルフード店での保管も、おそらく倉庫では常温に置かれていたのでしょう。
後日 別の仕入れ先より同じ製品を購入しまして、試しに冷蔵庫で保存してみましたら、脂肪分がなめらかな固形の状態になっていました。それでも水分は沈殿していますが、やはりなめらかな状態のほうが食欲をそそる状態に見えますよね。
それならば、冷蔵保存を推奨しなきゃいけないのか…
でも、それじゃあ… 保存が便利なのが缶詰食品のメリットなのに、逆にマイナスですよ(+o+)
その分の安価であるのならば納得してもらえないだろうか? と判断しまして「ベトナム産だから」という贔屓もありまして(汗)仕入れて販売しておりますが、それでは「安かろう悪かろう」になってしまいますもんね。。
お取引先様より新バージョンが販売されるというお話も伺っておりますし、とりあえず今後の展開を待ってみて再検討しようと思います。
まあ、料理に混ぜ込んで加熱する用途でしたらシャバシャバ状でも関係ないんですけどね笑 生のまま口に含むと、舌触りが良くないんですよ(~_+;
❀母乳の成分ラウリン酸❀
ココナッツの内部にこびり付いている果肉は「胚乳」と呼ばれる部分で、この胚乳からココナッツオイルもココナッツミルクも採れます。ココナッツミルクにも油分はたっぷり含まれており、採れる部位が同じなので、脂肪組成は両者とも似たようなものでしょう。
ココナッツオイルには、母乳にも含まれるラウリン酸を豊富に含むため肌を健やかに保ち免疫力を高めトラブルを起こしにくい肌へと導いてくれるでしょう…と宣伝されていて、一時期はココナッツオイル❀ブームが巻き起こりましたよね。
ラウリン酸とは?
体内でモノラウリンに変化する注目の成分で、抗菌作用や抗ウイルス作用等があるとされています。
そのラウリン酸を 47% も含有しているココナッツオイル。このラウリン酸を主成分とする食品はココナッツオイルだけらしいですよ。ココナッツミルクにも当てはまっていると思います。