女性の生理痛よりもお客様の希望よりもスタッフの調和を優先する自己中サロン
女性専用の個人サロンを経営・営業して10年目を迎えようとする私(店主)は、自力だけで多くの女性様のお相手をしてきたからこそ「女性目線での」視点で語るのは(他の男性よりは)得意なほうだと自負しております。それでも、まだまだ足りない部分はあるでしょうが。
例えば、以前に勤めていた揉みほぐしサロンでの話ですが…
女性スタッフは「体調不良」を理由に当日休する人が多かったです。まだ開業前だった私は「なんで女性はよく休むんだろう?」と疑問でした。そこのおじさん店長なんて「ちょっと具合悪いぐらいで…出勤しろよ」だのぼやいていました。
今の私なら理解できます。生理とかホルモンバランスとかで、女性のほうが体調も気分も不安定になりやすい。。
多くの女性のお客様のお話を聞いていますと,例えば生理痛の辛さには個人差がかなり大きいですよね。重い人は、動けないほど辛いらしくて… そんな状態では、とても出勤できませんし、ましてやお客様を施術なんて出来るわけありませんよね。
あのおじさん店長には理解できないのでしょう。
私自身の経験談ですと,サロンに勤務していた頃と 自力で営業してからとで比較してみると 自力で奮闘してからのほうが、ずっと成長速度が早い気がしています。
例えばサロン勤務の場合ですと{特に日本のサロンでは}スタッフ全員が同じ〘マニュアル〙通りに施術することを指示されるから、個性も技術も伸びない…。なぜならば、もっと良い技術があっても、それがサロンのルールと違っていれば使わせてくれませんから。
せっかくの技術が活かせないんです。同調意識の強い日本ならではの雰囲気 でしょうか。
さらに「お客様のために」と、お客様のご都合に合わせて予約をお取りしたら店長に怒られた事もあります。
スタッフの人達は、シフトとか施術する順番を守る事を最優先にしていて、その為にはお客様のご希望をずらす必要があるという〘暗黙のルール〙があるようで。つまり、サロンのスタッフ達は お客様よりも自分達のルールを優先にしてスタッフ同士の調和を大切にしたいんです。
そんな自己中な環境でキャリアを積んだところで自分のレベルは上がりませんからね!
だからこそ私は独立しました!