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両製品ともベトナム産のココナッツミルクで、容量も400ml で同じであり、価格も近いです。中身をお皿に出して比較してみると一目瞭然! 右側の COCOXIM(ココシム)ブランドのほうが濃度が強くて固形状です。
当店でお取り扱いさせていただくココナッツミルクは一品に決めたかったので「ベトナム産」に拘りたい当店としましては、このどちらかに決めたい意向を、以前にもブログで投稿しました。
両製品ともリーズナブルな価格であるのは魅力的ですが「安かろう悪かろう」になってはいけません。比較しながら品質チェックして厳しい目で選びます!
煮込み料理にそれぞれの製品を加えて、その仕上がり具合を比較してみましょう。
煮込み鍋で加熱中の具材は{ 鶏の砂肝,生姜,人参,じゃが芋,玉葱,八角,醤油,水適量 }です。両製品とも、同じ具材で同じ条件で比較しました。
ココシム製品は、冷たい中だったりホットコーヒーの中に直接加えると、油分と水分が分離してしまうのですが、煮込んでいる中に加えると、うまい具合に溶け込んで分離しないようです。
固形分はほぼ脂肪だと思うので、煮込んだ後も、このように脂肪分が浮いています。これがコクを出してくれて <旨味> になるので、ココシム製品は煮込み料理に適しているようです。
対して もう片方の
MUNDIAL(ムンディアル)ブランドは…
なめらかな液状なので鍋に入れるのは簡単だし、その後は缶の中にも固形分がこびり付いていないので、洗浄も簡単なんです♪
デメリットは…
栄養成分表を確認すると、両製品とも「脂肪分」は同じぐらいなんですけどね。製法の違いなのでしょう。ムンディアル製品を入れて煮込み料理をすると、コクが足りなくてサッパリ味に仕上がります。さっぱりがお好みの方でしたら良いでしょうけど、コクが欲しい場合は物足りないでしょうな♨
当店で取り揃えたい商品は <製菓材料> なので、テーマを「どちらがお菓子作りに相応しいのか」に絞り込んで検証させていただきました結果…
ムンディアル製品に決めました!
ムンディアルブランドのココナッツミルクは生クリームみたいななめらかな液状で、冷たいものやコーヒーに入れても分離しないので綺麗に仕上がります。
「どちらが良い,悪い」ではなくて、うちの方向性・方針に適しているのはどちらなのか? という選び方ですね。コクのあるココシム製品も惜しかったんですけどねぇ。。
今後はムンディアル製品のベトナム産ココナッツミルクを当店で販売させていただく運びになりました検証結果をご報告させていただきました。