拇指圧ばかりの日本式もみほぐしマッサージ指導法こそは中国タイ式を見習ってほしい
押圧している所は胃のツボ…正確には「反射区」と言いますが、ここを刺激すると痛がる方が多いです。しかし現在の私なむ佐藤は、写真のような拇指圧(親指の指圧)はほぼ使っていません。これにつきましては、特に日本のサロンの問題点だと(私は)憂いているのです。
近年 急増した三千円ぐらいの格安もみほぐしサロン。私も過去にそのような格安サロンに勤務していた職歴があります。その安さゆえに、そこのオーナーは当然 お客さんの人数をひたすら集める経営を目指すようになります。
その為に、スタッフに指導する施術方法は ただひたすら拇指圧で流れ作業のように揉みほぐすばかりの施術。客回転を上げるためには、そうするしかないのでしょう。
そんな指導・指示に従うしかなかったスタッフ達の末路は…大事な指を壊して業界から脱落していく…そんなスタッフが後を断ちません。中には、痛み止めの注射を打ちながら施術を続けるスタッフも いますから!
これは もう、そのような施術を指示する指導者が悪いのですが (`o´)
適当な研修
研修もいい加減にやられている所も多いです。素人から始めても、たった2~3週間 研修させただけでデビューさせてしまう場合も多くて… ほぼシロウト同然ですよ。そんな未熟なスタッフと熟練者が同じ場所で同じ料金で施術しているのですから{スタッフによる当たり外れ}が目立つのは当たり前ですよね。
未熟なままデビューさせられたスタッフは圧の掛け方も上手ではありませんから「もっと強く押して」と言われれば、ただ力任せに押すしかなくて その結果 指の関節を痛めます。
「指が痛い」と訴えても「みんな痛いんだからしょうがない」で済まされるだけ。改善していく空気はありません。
(;_;)
私もその(被害者の?)一人です。
今よりヘタクソで、しかも揉みほぐし店にはごっつい体した男性客が多いですから、ほぐし続けているうちに親指をやられてしまいました(><) 上達してきた頃には、もう手遅れでした。
怪我の功名
整形外科で診てもらったらドケルバン病(重度の腱鞘炎)と診断されました…が、塗り薬だけもらって終わり。こんなんじゃ治りませんわ! もっと重傷な患者さんはいっぱいいるんですから、この程度じゃ真剣に診てもらえないでしょうね。
皮肉にも「怪我の功名」と言いますか…
その負傷が切っ掛けで「親指の指圧に頼らない施術」を身に付けることが出来たんですけどね。
私がハマっている中国版インスタ=通称:RED「レッド」というSNSがあります。その RED では、中国スパでの指圧を使わずに前腕などを巧みに操る施術動画をたくさん見る事ができます。現在の私の施術にそっくりなんです☆
皮肉ながら指を痛めた事により中国式の施術を会得したのですが。だからこそサロンのコンセプトを<中国式> にしたのは理に適ってる という訳でして。
日本のサロンも、海外のスパで見習うべきところは沢山あると思いますよ。
※あちらではサロンを「スパ」と呼ぶのが通称です。
{補足説明}
「ツボ」という言葉について
足裏マッサージでよく「足ツボ」と言われますが、一般的に言われる足ツボは、だいたいは「反射区」と言うほうが正しいんですよね。
「ツボ」は一点のポイントを示すような場合に使われますが、例えば足裏の「この辺りが胃に効く」といったように「範囲」で示す場合が多いからです。もちろん足裏にもツボは点在しますが、一般的に足裏マッサージでツボを示す事は少ないほうだと思います。
足裏と手の平には体の各部位に対応した反射区があり、その反射区を刺激すると、その刺激が神経を介して脊髄まで照射され、そこで反射してその部位の不調を癒すことができるというのが 反射区マッサージの基本理念 なのです。
〘全身の各部位を反射して足裏と手の平に表す〙
それ故に「反射区」と呼ばれるのです。
一点で示す「ツボ」に対して「反射区」はゾーン(範囲)で示して刺激するのです。